事業紹介DIVISIONS

人材派遣事業部STAFFING

人材派遣事業部

増加の一途にある京都へのインバウンド、その約7割は中華圏からのお客様です。そのため京都では北京語を話せるスタッフの求人が急増しています。またその一方、谷商店が台湾・香港で事業を行うなか、北京語と日本語を話せる台湾人・香港人から「ぜひ京都で働きたい」という声をひんぱんに頂いていました。

「人材派遣事業部」では、私たちがこれまでビジネスで関わった京都の優良企業に、台湾・香港の熱意ある優れた人材をご紹介しています。まず現地にある子会社で面接を行い、一定の基準を満たした就労希望者のみをリスティング。そこから求人の内容に応じて適切な人材をマッチングしています。
採用されたスタッフは住居の無償提供やビジネスマナー研修会など、手厚い福利厚生を受けることができます。仕事の面だけでなく、月1回の合同食事会や体調不良時の病院への付き添いなどメンタル面でのケアも行っています。さらに10ヶ月以上日本で働くと帰国時の旅費が一部補助されます。

私たちはただ仕事の機会をつくるだけでなく、京都と台湾・香港の「人と人」をつなぐ架け橋でありたいと思います。そのためには京都の企業と働くスタッフ双方に満足・納得いただけることが重要であり、「人材派遣事業部」では今後も包括的・継続的な就労サポートを行っていきます。

海外事業部OVERSEAS

海外事業部

株式会社 谷商店は「京都から海外へ進出したい」「京都ブランドを世界に広げたい」とお考えの企業をトータルサポートしています。

私たちは食品の卸事業を通じて京都の食の奥深さを実感するほど、より多くの方々に京都ブランドを知って頂きたいと思うようになり、2013年台北と香港で初めての京都物産展を手がけました。当初、現地の日本人・日系企業に協力を仰いでいましたが、次第に台湾・香港の現地企業・現地スタッフにもっと京都ブランドを理解していただき、協力していただくことが不可欠と感じるようになりました。

海外の方々に京都ブランドの本質を認めていただくには、京都文化の方程式をきちんと理解・翻訳できる「人」が必要です。台湾人、香港人でありながら京都文化をリスペクトし、日本人の視点や発想も身につけた人こそが、京都ブランドを正しく売ることができると私たちは考えます。

一過性のイベントで終わることなく、継続的かつ発展的に京都ブランドを海外で展開するため、「海外事業部」は現地子会社を設立し現地スタッフを育成し、文化の相互理解を深めることによりビジネスのさらなる成功と発展に寄与してまいります。

新規事業開発部START-UP

新規事業開発部

京都から海外進出をお考えの企業が直面されるのは、文化・言語の異なる土地でのコミュニケーションの問題です。それは単なる通訳では解決できず、海外での「ブランディング」「コンサルティング」「プレゼンテーション」に精通したキーパーソンが求められます。

「新規事業開発部」では中華圏(台湾・香港)に特化した「ブランディング」「コンサルティング」「プレゼンテーション」のエキスパート『ビジネスコンシェルジュ』を独自のプログラムで育成することにより、企業の海外進出、文化交流事業、さらには日本国内における協働事業まで幅広くサポートしています。

ビジネスコンシェルジュとなるには、語学力はもちろん「相手の立場に立って考える」「異なる考え方に敬意を払う」「細やかにフォローする」といった日本的ビジネスマナー、ビジネスセンスを身につける必要があると私たちは考えます。台湾や香港など、おおらかで大胆なビジネスを得意とする文化と、きめ細やかなビジネスを身上とする日本文化、双方へのを背景にもつビジネスコンシェルジュは、新規事業の可能性を広げることに大きく貢献します。

数多くの海外事業を手掛け、さまざまな企業のご要望、現場のニーズを受けとめて、即戦力となるビジネスコンシェルジュを育成してきた私たちにぜひお任せください。

卸事業部WHOLESALE

卸事業部

京都の食の物語(ストーリー)を伝える。それが「卸事業部」のスタイルであり、他事業部の土台をかたちづくる株式会社 谷商店の原点でもあります。

私たちは昭和21年、京都中央卸売市場で佃煮・乾物・鶏卵の卸売業としてスタートしました。その後、お茶と京都の情報を伝える月刊「茶の間」で通信販売事業に関わり、無添加で製法にこだわった素材、京都ならではの物語(ストーリー)をもつ商品の企画・提案も手掛けてまいりました。

素材をただ右から左へ渡す「卸」ではなく、自分たちの発想や価値観を反映させる「メーカー」となること。「坂本龍馬がこよなく愛した鶏鍋」や「織田信長がよく口にした金平糖」などオリジナリティを追求姿勢は食品開発にとどまらず、私たちが関わるあらゆる事業に通底しています。

唯一無二、世界に誇る京都の食。「卸事業部」はそこに携わる企業としての矜持を持ち、これからも国内外に向けて発信を続けてまいります。